楽譜購入者様向けのちょっとマニアックなお話し
原曲の雰囲気を大切にしつつ、装飾音、グリッサンド、ジャズ的和音などポピュラーピアノの楽しさを詰め込んだ楽譜です。
「やさしさに包まれたなら」は通常バージョンと簡易バージョンの2種類あります。
通常バージョン 中級~上級 Gbキー(原キー) 装飾音・グリッサンド有り
簡易バージョン 初級~中級 Gキー 装飾音・グリッサンド無し
なお伴奏パートは、通常バージョン、簡易バージョン同じです。(キーの違いのみ)
装飾音が度々登場します。軽く、弾くか弾かないかくらいのニュアンスで十分雰囲気は出ます。気軽に弾いてみて下さい。
25小節目からの2小節、原曲と同じハモリが登場します。聴かせどころですので、ハーモニーの心地よく響くバランスを見つけて丁寧に弾きたい箇所です。
54小節目、グリッサンド。起点がBbですが、どこから始まってどこで終わっても曲の雰囲気にあいます。弾きやすいレンジ(範囲)で弾いて下さい。
5小節目からのリフ(繰り返しフレーズ)。楽譜で見ると難しく感じるかと思いますが、指の動きとして弾きやすいフレーズです。これは「やさしいさに包まれたなら」シングルVer.のフレーズで、ユーミンご本人も弾き語りで弾くフレーズです。
1拍目、3拍目の頭の拍を意識すると弾きやすくなります。
連弾は多くの場合、2人でひとつのペダルを共有するのでコントロールが難しい場合があります。曲の最後、56小節目の頭の8分音符は次の休符を意識して、ややスタッカート気味に弾くと雰囲気がよくなります。