水の影 楽譜解説

楽譜購入者様向けのちょっとマニアックなお話し

全体的な弾き方

シンプルなメロディーを繰り返す曲の場合(水の影、経る時etc.)は、本編と間奏の弾き分けけが大切です。

オリジナルは楽器が変わるので(歌~弦楽器)変化に富んでますが、ピアノ一本の場合、そうはいきません。

ですのでアレンジや、強弱で起伏を工夫するとよいかと思います。

一番の終わり

♪想い出に 手をふるの~の箇所。原曲にはありませんが、少し味付けをしてみました。

本編は崩さずに、このあたりで少しアソビの部分を足してもよいかと思います。

赤枠の音をゆっくりとしたアルペジオで弾いてもおもしろいかもしれません。

 

間奏

39小節目、バイオリンのフレーズがちょっとリズムを崩して、3連ぽく弾いてるところ。

バイオリンには画像のような「レ#の装飾音」はないのですが、ピアノ的な表現で入れてみました。

楽器が変われば、表現も変わるので、ピアノはピアノ的な表現を足すと面白みもでるかと思います。

歌の最後

48小節目、♪ゴンドラに乗り~ の後。デモ演奏はインテンポであっさり進んでますが、思い切りフェルマータにして

間をあけてもいいかと思います。(ユーミンもライブではそうしてます)

好みにあわせて、間を調節してみて下さい。

メロディーのフェイク

楽譜50小節目。♪想い出に手を振るの~の箇所。図の赤丸のようなメロでライブでは歌われる事もあります。

また原曲(女性デュオ「シモンズ」。1978年リリース。ユーミンは後にセルフカバーとして発表)

の水の影では一番から最後までこう歌われてます。

バリエーションのひとつとしてこのメロディーもよいかもしれません。演奏会などでは映えると思います。

※実際の楽譜に歌詞はありません

デモ演奏

 

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