Y-PIANO楽譜について

原曲の雰囲気を壊さないようにアレンジしています。ユーミンの場合、心に残る歌詞が大切なファクターです。

ですので弾き語りではないピアノソロアレンジでも、一字一句、崩さないように丁寧に採譜しています。

そのため楽譜にリピートが少なく、ページ数が多いと感じるかもしれませんが、ご了承ください。

ポピュラーピアノの演奏の醍醐味は自由に弾く事だと思います。昨今、コードはネットで簡単に手に入りますが、それをもとに自由に弾くというのはピアノ上級者でも、なかなか難しいところです。

もうひとつ自由に弾く時のハードルは、イントロ、エンディング、そして間奏。特にユーミンは間奏でも、ミュージシャン達の名演が多いのもひとつの特徴です。

「カンナ８号線」の心に刺さるようなギターソロや、「夕涼み」の夏の午後の匂いまで立ち昇るようなサックスソロ。

本当に素晴らしい。

でもこれらは市販の楽譜では殆ど重要視されてませんし、耳コピするにも難しい。かといってそこをカットして演奏すると物足りない。

Y-PIANOは、その辺にもこだわっって楽譜制作してます。丁寧かつそれぞれの楽器をピアノの特色に置き替えて。

しかしそれをそのまま弾いて頂きたいというより、実はそれをもとに自由に弾いて頂ければと思ってます。

楽譜を手掛かり、足がかりにして、そこから自由に崩して、自分なりにカスタマイズして頂く、そのお手伝いがY-PIANOの楽譜で出来ればと思ってます。

ですので制作にあたって楽譜でお伝えできなかった部分は、この弾き方のヒント集で執筆していきます。

一度書いた記事でも少しずつ加筆していきますので、よろしければ参考にして下さい。

そして自由に弾いてみて下さい。

演奏者が自由にカスタマイズできるように、コードは原曲に忠実に表記してますが、一部、味付け的にテンションコードや

経過コードを入れてる場合もあります。

原曲は基本バンドサウンドなので、それをピアノ一本で表現する場合、少し味付け物足りないと感じる場合があります。

ですので、ピアノ一本でそのまま弾いても弾く楽しさが味わえるように、簡単なテンションコード、装飾音を入れてます。

その辺も弾き方のヒント集でお伝えしていきます。

ひとつの曲をたくさんのアレンジ、いくつかの難易度で制作予定ですが、その曲の第一作目は「中級～上級」様向けのアレンジになっています。

ご要望にあわせて少しづず増やしていきますので、しばらくお待ちください。