楽譜購入者様向けのちょっとマニアックなお話し
ルバートという演奏方法があります。自由なテンポでという意味で、テンポの枠から外れてのびのび演奏できるので、自由に感情を表現することが出来ます。
「雪月花」のようなメロデーが美しい曲はルバートで演奏するのも楽しみ方のひとつ。
通常Ver.とルバートVer. を聴き比べてみて下さい。
雪月花 通常(インテンポ)Ver.
雪月花 ルバートVer.
印象が全く違うと思われたのではないでしょうか。印象が違うだけでなく、演奏者の楽しみ方そのものが全く違います。
ルバートの方が自由度が高いので、一音一音、曲に思いを馳せながら、色んな情景を思い浮かべながら、鍵盤を奏でる一瞬一瞬を味わいながら演奏を楽しめます。さらに自由なので、次の瞬間自分がどう弾くか自分でもわからないスリルもあります。
演奏のバリエーションとしてルバート演奏も取り入れてみてはいかがでしょうか。
この記事が演奏のヒントになれば幸いです。